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「ねこだまSpecial Open Space」 本日より開放

悩めるこどものための特別開放場
4月5日(日)~6日(月)

~こどものホットラインの「ラストワンマイル」~

小中学生の心の声に耳を傾ける「ねこだまSpecial Open Space
4月5日(日)・6日(月):両日21時から24時まで
[小中学生対象・利用無料]

春休みが終わり、全国の小中学生がそれぞれに新入学や新学年のあたらしい学校生活を迎えるこの時期、苦しい想いを抱えているこどもたちに向けた場を開放します。
通常の「ねこだま」とは異なる特別な場として「ねこだま Special Open Space」を4月5日(日)・6日(月)の2日間利用可能です。
*「ovice campus」と連携したオンラインサービスです

少子化が進む中、令和6年度の小・中学校における不登校児童生徒数は353,970人(長期欠席者数の全体数は506,970人)と、12年連続増加の一途を辿り、過去最多を更新し続けています。小・中学校全体の在学者数が、昭和33年(1958年)の18,702,038人をピークに、現在では8,917,672人(小学校5,812,375人・中学校3,105,297人のいずれも過去最少)と半分以下に減少しているにもかかわらず、反比例で激増している状況です。不登校生は今やクラスに1名存在し(35名学級換算)、さらには、令和7年(2025年)の小中高生の自殺者数(532人)も2年連続過去最多となっています。現状の顕在化に加え、2030年・40年問題と将来にわたって悲観的観測に晒され続ける環境で一層の成長困難に陥るこどもが増える潜在的可能性は、確実に社会やおとなの責任であり、解決しなければならない喫緊の課題と言って間違いありません。尊いこどもの成育環境が著しく棄損されている今、「自分と社会の将来に期待できる」「待ち遠しくて仕方ない、ドキドキ・ワクワクのあしたに向かって生きることができる」環境づくりに社会やおとなが真正面から向き合い取り組む必要があるとの切実な想いから、この場を開放します。

【文部科学省】
▾令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要
https://www.mext.go.jp/content/20251029-mxt_jidou02-100002753_2_5.pdf
▾令和7年度学校基本統計(学校基本調査の結果)確定値
https://www.mext.go.jp/content/20251226-mxt_chousa01-000044291_01.pdf

【厚生労働省】▾警察庁の自殺統計に基づく自殺者数の推移等
https://www.mhlw.go.jp/content/001644132.pdf

苦しい胸の内を身近な親や学校の先生など周りの大人に吐露することができず、こどものための各種相談窓口(ホットライン)に対しても、相談をためらってしまうこどもたちが一定数存在すると推察され、その手前となる「ラストワンマイル」の橋渡しが必要だと感じています。そんなこどもたちの「話を聴いてほしい」「誰かとつながっていたい」という想い(*¹)に応え、なににも代え難い大切な命を、その危機的状況から少しでも回避させてあげられないかと考えています。

全国の小中学生を対象に、両日21時から24時まで利用できるオンラインのバーチャル空間で、強い不安や孤独感、焦燥感にかられるこどもたちが、少しでも落ち着ける環境として「傾聴」と「滞留」に特化しています。利害関係のない第三の大人がこどもの心の声に耳を傾ける、同じ空間で緩やかにつながって一緒にいる、ただそれだけでも穏やかになれるような時間を過ごしてもらえればと願っています(*²)。日本全国の悩める小中学生のつらい気持ちが少しでも緩和され、ひとりでも多くのこどもが、自分らしく、あしたも生きられるきっかけにつながることを目指します。

今回、眞鍋大輔 副住職がこどものために耳を傾けてくださるとの温かいご支援・賛同を得て「ねこだまSpecial Open Space」でお待ちしています。

<眞鍋大輔さん>
・雲洞山 高法寺(浄土真宗本願寺派)副住職
https://kohoji.com/about/staff/
・将来に不安を抱える子どもたちを支え、夢を応援する「特定非営利活動法人GIFT」理事長https://npo-gift.com/about/summary.html

今、この場を本当に必要としているこどもたちに、どうか届きますように…
(もし思い当たるところがありましたら、ぜひシェアいただけますと幸甚です)

(*¹)厚生労働省ホームページ(令和6年版自殺対策白書 第2章 こどもの自殺の状況と対策)より:
https://www.mhlw.go.jp/content/2024-2-1.pdf

(*²)医療行為、カウンセリング等を提供する場ではないため、専門的な診断やアドバイスは一切行いません。純粋にこどもたちの声なき声を掬い上げられるよう「傾聴」に徹する場であり、こどもがその場にただ佇んでいたいだけであれば、そこに一緒にいるだけという「滞留」の2つの過ごし方ができる場所となります。もしも専門的な支援が必要な場合には、一例として、文部科学省が推挙する「子供の SOS の相談窓口」を紹介・掲出といった対応に留めます。
文部科学省ホームページ(子供の SOS の相談窓口)より:
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm